「裏で動かしてんのは、花柳さんやな。相変わらず恐ろしい人やな…」
「…もしかしたら花柳の自作自演かもしれないな。奴だったらここの造りを全部知ってる…」
花柳…
「…おぉ怖い怖い。まぁ死んだらその時や、彼女にメールでもするのが一番出来る事やなぁ。…議員やゆうてもただの人間なんやな、」
彼女…
一ノ瀬さん。
廊下の奥から
一旦集まってくださいと声がした
爆破予告…
花柳の自作自演か
総理の演出
あとは
恨みをもつ人間の犯行
疑いだしたらきりがない。
「…情報は入り次第伝えます!仕事に戻って下さい…」
佐々部さんに言われて
私達は仕事に戻った
「どうなるんだろう。司様…死なないよね」
「死んだらそん時考える、今は仕事する!」
咲はふぅとるみを叱った
死なないよね?
「紅々まで辛気くさい顔してさ…。死なないわよ、あんなんでも蒼井家時期当主なんだから…。」
「……わかってる。」

