「あっそうだ!」 つばさはパチンと手を叩いて言った。 「ねぇ帝都くん!今からあたしの買い物に付き合って!」 …え、 買い物…ですか。 「いーでしょ?暇してるんだからっ」 …いや、そうなんだけどさ。 友達ほっといて大丈夫か? っていうか買い物は女の子同士で行った方がよろしいのでは。 いちをつばさに言ってみ… いや、やめた方がいいか。 一度言い出すと聞かない性格だからな… 「ねぇーいいでしょっ??」 つばさは俺の腕を掴んだまま上目遣いする。