「れんどーしたの!?」

「いや彼氏が彼女待つのはあたりめえだろ?」


れんはそういって、わたしの頭をくしゃくしゃと撫でた。

「あ!髪型くずれるでしょ!!!」

「ざまあみろっ」

わたしはれんに『彼女』と、言われた事が嬉しすぎて、顔がずっとにやけてるとおもう。

だって・・・嬉しいだもん!



『幼なじみ』→『恋人』
って、結構すごい進展だよね!


れん、だいすきい!!!


「早く行くぞ?
遅刻する。」




わたしたちは、やっとの事で想いが通じた。
れんの中でわたしが『幼なじみ以上』になれて嬉しい。

ねえ、れん昔はただの幼なじみだったけど、
今は、違うよね?


「れん?」

「ん?」


「大好きだよぉお!」

「は?俺のほうが好きだし」



END