「ねぇねぇ、円城寺くん♪」


『ん?』


「純ちゃんって呼んでいい?」


『はっ!?ヤダし!!』


あっ、赤くなってる♪


「いいじゃん、いいじゃーん!!」


『絶対にヤダ!!ヤダ!!!!』


照れちゃってカワイイなぁ。


『とにかくもう行くぞ!!………ユナ。』


「えっ…?」


キュン♪


そう言って、円城寺くんは私に手を差し出した。


「ありがとね。…純ちゃん♪」


私は、差し出した手を強く握ったんだ。


私、恋してる。