「ねぇ、恵美…このノート見て。」 私はバッグからノートを取り出して、恵美に見せた。 ○ ● ● 「↑これカタチおかしいでしょ?私だけの距離が遠い二等辺三角形。この距離を近づけようって私ずっと必死だったんだ。いっぱいいっぱい努力したの。」 『うん、うん。』 恵美は頷く。 「“純ちゃんはこんな子が好きかな?”とか“どうしたらいつも一緒にいれるかな?”とか。1回の笑顔だけのために何時間も考えてたの。そしてそんな日々がすごく楽しかったの。」 『わかるよ、その気持ち。』