『私、死ねさえしなかったの。車にひかれそうになった時ね…とっさに身を引いたの。笑っちゃうでしょ?死ぬ勇気もないのよ…。こんなに惨めでも…まだ生きたいって心が言ってるのよ。弱いでしょ?全然強くなんてないでしょ?』 理由なんてわからない。 俺はその夜…たまらなくひかりを守ってやりたいって思ったんだ。 そんな気持ちで夜空の星を眺めていたんだ。