純ちゃんはもう病院まで先生と一緒に行こうとしていた。
そんな純ちゃんの手を掴み、私は言ったんだ。
「ねぇ、関係ないよね?ひかりさんには先生がついてるんだよ。純ちゃんは関係ないよね?」
行かないで。
行かないでよ、純ちゃん。
私コワイよ。
このまま純ちゃんがどこか遠くにいってしまいそうでコワイよ…。
いくらあんな素敵な曲を歌ってもらっても不安になる。。。
『悪い!!ほっとけないんだ!!俺が行ってやらなきゃ。俺が…。』
そう言って、私の手をはらいのけると純ちゃんは走って行ってしまった。
あれ?
ケータイ忘れてるよ。
靴だって宿舎のスリッパのままじゃんか…。
修学旅行中なのよ?
何をそんなにアセってるの…。
そんなに大切?
私とこうして過ごしてるんだよ。
一緒に最高の思い出作るんじゃないの…?

