「ひかりさん、話があるんだ。」


その日、私とひかりさんは2人で学校から帰っていた。


『ユナちゃん、どうしたの?』


「実は…知ってるんだ。もう知っちゃったの。純ちゃんとひかりさんが中学時代に付き合ってたこと。」


『えっ…。』


「その事実を知ったこと、もう純ちゃんには話した。だからひかりさんにも話しておかなきゃって思った。だからもうコソコソ隠したりする必要ないからね?」


ひかりさんは黙ってしまった。