『でもアクセルってかけっぱなしだと相手も自分も疲れちゃうでしょ?だからペース配分って言うと変だけど、心のどっかでブレーキかけて調節するのがいいと思うの。』


涙をこらえながら話してるのがよくわかった。


私は恵美の言葉を黙って聞いていたんだ。


『それこそテトリスみたいにある程度積み重ねていったら消していく感じ?ストレスと同じよ。溜め込みすぎるのは良くない。』


「うん、うん。」


私はそう言って、恵美の言葉を心で受け止めた。


『でもね…でも…もっと一緒にいたかったなぁ。もっともっと“好き”でいたかったなぁ…。』


私は後ろを向いた。


見ていたらきっと恵美は思い切り泣けないって思ったから。


恵美は本当に大人だよ。


そんな風にして考えてるんだ。


きっとこれからもっと良い出会いがあるって!!


頑張れ、恵美!!!


ガンバレ!!!


親友として応援してるからね♪