そんなある日のことだった。
朝、教室に入ると恵美の周りに女子が集まっていた。
そしてその真ん中で恵美が泣いている。。。
「どうしたの?」
『実は、河野くんと喧嘩しちゃって…。もうダメかもしれないの。』
えーっと…河野くん、河野くん、河野くん…あっ、恵美の彼氏だ。リュミエールのドラムの人だね。
私は恵美の手を強く握った。
「大丈夫?辛いことあったら何でも私に話して?」
『うん、ありがと…。』
「今は思いっきり泣きなよ。私が側にいるから。泣いて、泣いて、泣きまくって…涙が枯れたらさ、また元気だして?私は何もしてあげること出来ないけど笑顔の恵美が大好きだよ。」
『ふふふっ…。』
ひかりさんが笑ってこっちを見てる。
『なによ、西城さん!!恵美が泣いてるのに何で笑ってるの!』
周りにいた女子の1人がひかりさんに怒りながらそんなことを言った。

