僕は『C』のこと、ここに来るときに感じた違和感が気になっている。
「僕は今まで、世界は間違いではないと思っていました。
でも、今は違います。
言葉では言い表せないけど、間違っていると感じています」
「ほう、嬉しいことだ」
「だからといって、世界を滅ぼそうとは思いません」
「そうか。」
また先生は黙ってしまった。
「最後に一つ聞いてもいいか」
「なんですか」
「『W』と世界を正しい方向に導く気はないはないか」
「ありません」
「それなら、『C』とならば………」
「先生、あなたは何が言いたいんだ」
「質問をしているのは私だ。
この答えで全てが決まるんだ」
『僕は伊藤からもらった大切な仲間を守りたい』と決断したんだ。
それに僕の感じたことも含めて世界が間違っていると感じた。
伊藤はその間違いを正そうとしていたんだ。
僕は………
「僕は伊藤と世界を正しい方向に導きたい」
先生は嬉しそうに微笑んでいた。
「そうか。ありがとう。
これで私の役目は終わった。
さあ、奥の扉にいる伊藤君に会いに行くといい」
「先生はこれからどうするんですか」
「私は退散させてもらう」
先生は僕が開けたドアから出て行った。
結局、先生は何が言いたかったんだろう。
僕は奥の扉を開けた。
椅子に座っている伊藤がいたが………
伊藤は血だらけだった。
「僕は今まで、世界は間違いではないと思っていました。
でも、今は違います。
言葉では言い表せないけど、間違っていると感じています」
「ほう、嬉しいことだ」
「だからといって、世界を滅ぼそうとは思いません」
「そうか。」
また先生は黙ってしまった。
「最後に一つ聞いてもいいか」
「なんですか」
「『W』と世界を正しい方向に導く気はないはないか」
「ありません」
「それなら、『C』とならば………」
「先生、あなたは何が言いたいんだ」
「質問をしているのは私だ。
この答えで全てが決まるんだ」
『僕は伊藤からもらった大切な仲間を守りたい』と決断したんだ。
それに僕の感じたことも含めて世界が間違っていると感じた。
伊藤はその間違いを正そうとしていたんだ。
僕は………
「僕は伊藤と世界を正しい方向に導きたい」
先生は嬉しそうに微笑んでいた。
「そうか。ありがとう。
これで私の役目は終わった。
さあ、奥の扉にいる伊藤君に会いに行くといい」
「先生はこれからどうするんですか」
「私は退散させてもらう」
先生は僕が開けたドアから出て行った。
結局、先生は何が言いたかったんだろう。
僕は奥の扉を開けた。
椅子に座っている伊藤がいたが………
伊藤は血だらけだった。


