Infinite Information

<条件>
・現在の『W』活動
・資料
・各国の経済状況
・超越者


私は結論を出し、首飾りを付けた。


「どうだ」

「その資料は偽物よ」

「どういうことだ」

「空間転移なんて出来るわけがない」

「しかし、資料には…」

「能力を使用して物を動かすことは可能よ。
でも、空間転移…
すなわち瞬間移動は不可能なの」

「それでは、超越者は存在しないことになるのか」

「超越者は存在する。
空間の粒子を自在に操れれば…
実質、何でも創造できることになる」


男は考え始めた。

私はそろそろ限界が来た。


「もし、その超越者が暴走したらどうなる」


私の眠気は限界に達した。
考えることが出来なかった。


「創造できる…
例えば、世界を破壊しようと思えば可能よ…」


その後、私は眠りについた。