Infinite Information

戻った時、ビンゴゲームも丁度終わった。
伊藤君はビンゴゲームの司会を終えると、すぐに私達の方へ来た。


「ちょっと話がある」と言い、山本君と別室へ向かった。


私は夫と二人になった。
夫はまだ寝ていた。
盛り上がっていた。皆もこの会場の雰囲気を楽しんでいた。
十年ぶりだとは思えないほどに…


バタバタバタ…


突然、会場周辺から大きな足音が沢山聞こえた。
皆は驚いていた。
私も驚いた。
伊藤君の用意したサプライズだと誰もが思っていた。
足音が止まってしばらくすると…


バンッ…


扉が勢いよく開いた。

現れたのはアカネだった。