Infinite Information

部活動が終わり、下校するとき、校門で一人の学生がいた。
俺は目を目をあわさずに校門に向かった。
すれ違う時、男が「お前が山本タクヤか」と言った。
俺は無視をして歩き続けた。


「『infinite information』クリアおめでとう」


俺は立ち止り、振り返った。
初めてだった。
俺が『infinite information』をクリアしたことを信じるやつがいるなんて………


「ありがとう」

「どうだった。クリアをして」

「楽しかったよ。ゲーム内容も充実していたしね」

「そうか…それで今は何をしているんだ」

「…何が言いたいんだ」

「あのゲームをクリアしたのなら、その次に何をしなければならないのか。
わかっているんだろ。
それなのに、何をしているんだ」

「どうして知っているんだ」

「あのゲームをクリアしたのは世界中で山本だけだ。
だから山本にしかできないことがある」

「俺にしか出来ないこと」

「俺なら、山本の力になれる。
俺の仲間にならないか」

「何を言っているのか、わからないな」

「そうか、それなら仕方が無い」


男は俺に近づいてきた。
俺は動じなかったが、男が俺の首に触れた瞬間、意識が飛んだ。