Infinite Information

―――6日後
TVでは私の顔が映っていた。
メッセージを聞いて、出来る限り避難してほしかった。
それだけを伝えるために送ったものだ。
国は急いで準備をしているらしい。



―――当時
私は支度をした。
血まみれの服や武器をきれいにした。
部下も久しぶりに張り切った。
今まで部下は瀬川さんの手伝いをしていて死に物狂いで仕事をしていた。
指名手配犯なのに………
でもそのおかげで身体を動かしていたので戦争には支障が無かった。


「総長、行きますか」


ヨシトが私の右側で聞いてきた。
真面目な話をするときは敬語を使うのに普段は敬語を使わない。
でも、そんなことはもう気にしていられない。
それがヨシトなのだと、考えればいい。
彼がいたからここまでやってこれたんだ。


「ヨシト、この戦いが終わったら話したいことがあるから死なないでね」

「はい」


私は私立青竜学園に向かった。




―――私立青竜学園
目的地に着いてみると大勢の異国人がいた。
千人以上の部下が今、私を待っていた。
私は台に立ち、部下を眺めた。


「六代目総長辻本アカネです。
よろしくお願いします。
今日は大きな祭りがあります。
それはこの国『ヘブン』を乗っ取るものです。
今までで大きな仕事になるけど宜しくね」


歓声が上がった。さすが世界で戦争をしている人たちだ。


「私はここにいる部下が全員がかかってきても負けないほど強いから………
私を総長と認めない人がいたら戦争が終わり次第相手押します。
それではこの国の代表を倒しましょう」


私は台から降りた。
そして戦闘を歩き、『青山トシゾウ』を倒しに出陣した。