「ありがと。 詩歩みたいな人、 私が友達じゃ もったいないくらい 優しい」 こんな、 こんな風に私も優しかったら きっと トウヤを悲しませなくて すんだのに。 「もったいないとかないの! だって、もう友達だし、 お互いが信じ合えてれば いいと思うよっ! なんて、かっこつけてみたり」 って、詩歩が笑った。 『お前ら席つけーっ』 「なおちゃん来たから 座んなきゃね! って言っても席前後だけどっ」 「っと! 遅れてすんませーん」 「すいません」