メガネで髪の毛ぼさぼさで

でもチャラくなってでてきて

由希の事好きで―――







もうホントに変な奴だ・・・。









「陸十君・・・?」

「なに・・・」

「泣いてる・・・の?」

「泣いてねーよ・・・」




少しだったけど俺は

匠の存在がいつまでも

心に残るようになったんだ・・。





じゃぁな、匠







俺は心の中で囁いた。