「転校って・・、まだ来て1ヶ月じゃねーか」 「決まった事なんだ、もう変えれない」 「匠君・・・・・」 「本当に2人には迷惑かけてごめんね」 そして匠は俺の肩をバシッと叩いて 由希のほっぺにキスをして 「じゃぁね、由希ちゃん、陸十。」 と言って誰もいない朝早い校門に 朝日に照らされながら歩いていった。 「匠・・・く・・・」 「由希、しょうがねぇだろ」 「ふぇ・・・・」 匠は変な奴だ。