「由~希~・・・・・・・・?」

「え、あ、陸十君」






俺は由希の元へ行って

またまた空き教室に連れて行った。



「お前さっきアイツに見とれてただろ!」

「だ、だって・・かっこいいもん」

「・・・・・・・・・・ふぅん。」




由希は俺よりあっちのがいいんだ。


俺はつないでいた由希の手を

バッと振りほどいた。



由希は目に涙をためて

俺を下から見上げてきた。







もう、しらね。