「うん、びっくりしたよ」

「俺も。こんなに可愛い子が寝てたから」

「ふぇ、可愛い・・・?」







由希はびっくりして

俺をジーッとみつめる。









「俺、由希が好きだ」









俺はもっと言いたかったけど

気持ちをこの一言に賭けて――。







すると由希はポロポロと

涙を流し始めた。