「・・別にいいけど。どこ行くの?」

「・・・公園」






公園かぁ。

最近行ってないなぁ~。



「じゃ、いこっか?」

「おぉ。ん!」



陸十君は私の方に片手を

すっと差し出した。



私はそれの意味を理解して

キュウッと素直に握った。



真っ赤になっている私の顔を見て

陸十君はクスッと笑った。