そんな由希が可愛くて

愛しくて抱きしめたくなって





俺は細い体を抱きしめた。





由希はバッと顔をあげた。


ちょ、おい、その上目遣い

マジ反則だからな・・・・・・?




「抱きしめられてるー!?」




由希はパニック状態だ。

顔おもしれぇな。



「お前おもしろ」

「はっ?」

「これからよろしく、由希」







俺、面白い奴を気に入ったかもしれない。