でも私の体が、心がまだ陸十君を 求めてるんだ、何回も。 だからまだ愛してるんだって・・・ 実感してね・・・・・・・ こんなのダメだって思ってる。 でも・・・・・・・きゃっ 私の言葉は途中で陸十君によって 遮られてしまった。 「バカ、バカ由希」 「陸十・・・・君?」 「勝手に誤解しやがって・・・・・・・」 あの強く意地悪な陸十君の目から 透明な雫が垂れた。