伸也も由希という女が好きで

いつもいつも連中と探しまわってる。



でも何故か放課後

由希はどこにも見当たらないらしい。




はあ、もう勝手にすればいい。




「伸也、がんば」

「え、おい、見捨てるのかよー」





俺は図書室でも行って

読みかけの本でも見るとするか。




そして俺が教室を出たら

甲高い声が聞こえてきた。