いつもの電車。

いつもの車両。

いつも同じ所に座る彼。

友達と笑っている彼。

私はそんな彼を見ているのが好きだった。

見ているだけで良かったの。

なのに・・・

いつからだろう、こんなにも話したいと思ったのは。

いつからだろう、こんなにも触れたいと思ったのは。

いつからだろう、こんなにも愛したいと思ったのは。

いつからだろう、いつからだろう、いつからだろう・・・。