「翼くん、小春のも見てあげて?」
「……結構です」
小春のだけは、見たくねぇ。
芸能界なんて、売れて楽しいときがあったって、いつか落ちぶれんだよな。
オカンはオレを芸能界に入れたがってるけど……絶対入らねぇから。
「あら、翼。帰って来てたの?ねぇ、マドカちゃんまたウチに来ないのかしら。
あのコ綺麗な顔してたわよねぇ。将来が楽しみだわ~」
……げ。
オカンまで、下着合わせに混じってたのかよ。
2階から呑気な声を響かせながら、オカンがおりてきた。
「もう、別れたから」
「えっ、そーなの!?どうして?」
……アンタのせいだよ。
「別に。特に理由なんてねーし」
「……結構です」
小春のだけは、見たくねぇ。
芸能界なんて、売れて楽しいときがあったって、いつか落ちぶれんだよな。
オカンはオレを芸能界に入れたがってるけど……絶対入らねぇから。
「あら、翼。帰って来てたの?ねぇ、マドカちゃんまたウチに来ないのかしら。
あのコ綺麗な顔してたわよねぇ。将来が楽しみだわ~」
……げ。
オカンまで、下着合わせに混じってたのかよ。
2階から呑気な声を響かせながら、オカンがおりてきた。
「もう、別れたから」
「えっ、そーなの!?どうして?」
……アンタのせいだよ。
「別に。特に理由なんてねーし」


