オレだって、できるなら帰したくない。
このままずっと、一緒にいられればいーのにな……。
「あ、終わっちゃった。お腹すいたね」
「へっ!?」
ボケッとしてる間に、メリーゴーランドは止まってた。
ナナを馬からおろしてやる時に、ギュッとしがみつかれて……
なんだか離したくなくて、オレもギュッて抱きしめ返した。
「翼、くっつきすぎだよ……」
「わかってる。だけど、もっとこうしてたい」
ナナはオレの胸を押して、顔をあげる。
「今日、会ったら……我慢できなくなっちゃった」
「……え?」
「いつもね、翼のこと考えないようにしてる。考えたって会えないし、悲しくなるだけだから……。
だけど会ったら、翼が好きでたまんないよ……離れたくない」
オレのこと、考えないようにしてる!?
それ、すげぇ寂しすぎんだけど……。
このままずっと、一緒にいられればいーのにな……。
「あ、終わっちゃった。お腹すいたね」
「へっ!?」
ボケッとしてる間に、メリーゴーランドは止まってた。
ナナを馬からおろしてやる時に、ギュッとしがみつかれて……
なんだか離したくなくて、オレもギュッて抱きしめ返した。
「翼、くっつきすぎだよ……」
「わかってる。だけど、もっとこうしてたい」
ナナはオレの胸を押して、顔をあげる。
「今日、会ったら……我慢できなくなっちゃった」
「……え?」
「いつもね、翼のこと考えないようにしてる。考えたって会えないし、悲しくなるだけだから……。
だけど会ったら、翼が好きでたまんないよ……離れたくない」
オレのこと、考えないようにしてる!?
それ、すげぇ寂しすぎんだけど……。


