玄関前でナナが出てくるのを待つ。
時間になると……
ナナが出てきた。
「おはよ」
「……っ!」
オレの顔を見て、かなり驚いてる。
だよな、まさかいるとは思わなかったろーし。
「昨日、あのあと大丈夫だった?」
「う……うん。どうして、うちにきたの?」
「メールの返事なかったし。電話したけど、話し中で……」
「ごめん。昨日ね、バイト先のケータイ会社の人が歓迎会開いてくれて。
帰りは暗くて怖いから、お母さんと電話しながら帰ってたの」
「……そっか、バイト先の人と」
「翼は?制服着てないし、今日は学校には行けないんだよね」
「あぁ。また戻って、仕事に行く」
「……頑張ってね」
ニコッと笑ったナナの表情は、いつもと変わらないはずなのに……
なんだか、元気がないような気がしてならなかった。
気のせいならいーけど。
時間になると……
ナナが出てきた。
「おはよ」
「……っ!」
オレの顔を見て、かなり驚いてる。
だよな、まさかいるとは思わなかったろーし。
「昨日、あのあと大丈夫だった?」
「う……うん。どうして、うちにきたの?」
「メールの返事なかったし。電話したけど、話し中で……」
「ごめん。昨日ね、バイト先のケータイ会社の人が歓迎会開いてくれて。
帰りは暗くて怖いから、お母さんと電話しながら帰ってたの」
「……そっか、バイト先の人と」
「翼は?制服着てないし、今日は学校には行けないんだよね」
「あぁ。また戻って、仕事に行く」
「……頑張ってね」
ニコッと笑ったナナの表情は、いつもと変わらないはずなのに……
なんだか、元気がないような気がしてならなかった。
気のせいならいーけど。


