はぁ……ナナのことはバレるし、あんなことんなって、最悪だな。
ナナ、今ごろどーしてるだろ。
「ったく。目ぇ離したらすぐこうなんだから。……晴弥さん、公認なの?社長にバレたら、晴弥さんもタダじゃすまないわよ」
「いや……それは、勘弁して下さい」
「……社長に言ったりしないわよ。だけど、交際禁止ってわかってる!?
大御所ならまだしも、ポッと出のアイドルなんて、小さなスキャンダルが命取りになるの。
今までの事務所の苦労や、スタッフの努力が、翼のたった一回の出来心で……全部ダメになるのよ」
南さんはそこまで言うと、車を静かに路肩に停めた。
「……すいませんでした」
「ごめん、言いすぎたわ。……頭冷やしてくるから、翼はここにいて」
そう言うと、そのまま南さんは車を降りて行った。
ナナ、今ごろどーしてるだろ。
「ったく。目ぇ離したらすぐこうなんだから。……晴弥さん、公認なの?社長にバレたら、晴弥さんもタダじゃすまないわよ」
「いや……それは、勘弁して下さい」
「……社長に言ったりしないわよ。だけど、交際禁止ってわかってる!?
大御所ならまだしも、ポッと出のアイドルなんて、小さなスキャンダルが命取りになるの。
今までの事務所の苦労や、スタッフの努力が、翼のたった一回の出来心で……全部ダメになるのよ」
南さんはそこまで言うと、車を静かに路肩に停めた。
「……すいませんでした」
「ごめん、言いすぎたわ。……頭冷やしてくるから、翼はここにいて」
そう言うと、そのまま南さんは車を降りて行った。


