「ナナは、いいなぁー」
「どーして?」
「デビューイベント行けるんだよね」
未来はしょんぼりしながら、もうカップにほとんど残っていない、ジュースをすする。
「未来は?チケットもらわなかったの?」
「るーたん、嫌がるんだ。そーいうの」
「え?」
「アイドルの自分を見て欲しくないって。私のまえでは、普通の自分でいたいからって……」
「うわ~、いいね。思われてる~!」
「そうなのかな……。どんなるーたんでも、私は見てたいのに。
だからね、アイドルの類を、なんだか違う目で見ちゃうんだ。るーたんじゃないみたいで……」
「そうなんだ……」
「どーして?」
「デビューイベント行けるんだよね」
未来はしょんぼりしながら、もうカップにほとんど残っていない、ジュースをすする。
「未来は?チケットもらわなかったの?」
「るーたん、嫌がるんだ。そーいうの」
「え?」
「アイドルの自分を見て欲しくないって。私のまえでは、普通の自分でいたいからって……」
「うわ~、いいね。思われてる~!」
「そうなのかな……。どんなるーたんでも、私は見てたいのに。
だからね、アイドルの類を、なんだか違う目で見ちゃうんだ。るーたんじゃないみたいで……」
「そうなんだ……」


