「翼っ!?」「類っ!?」
ふたりの声がハモり、
そのあと、どちらともなく抱き合った。
「ウソ―っ!信じらんない!!!」
「私だって!なんで、なんで、なんで、なんでぇ~!?」
「あははっ!ナナ、なんでって言い過ぎ~。え~、嬉しいよぉ。ナナの彼氏が翼だなんて、るーたん一言も言わなかったよ?」
「私も聞いてないよ~。っていうか、るーたんって呼んでるんだ?かわいいっ!」
そしたら未来はへへって笑う。
「だってぇ。みんな類、類って呼ぶんだもん。なんだか私だけの類じゃなくなっちゃったみたいで。
イヤだから、新しい名前つけたんだぁ~」
「えー!すごいわかる!!私もね、中3になってやっと翼って呼べるようになったのに、周りがみんな翼って言うから……ヤだったんだぁ」
「じゃあ、名前つけてあげたら?……つーたんとか!」
つーたん!?
ププッ。
……そんな呼び方したら、翼……怒りそう。
あはは、やっぱり怒りっぽいのかな?
ふたりの声がハモり、
そのあと、どちらともなく抱き合った。
「ウソ―っ!信じらんない!!!」
「私だって!なんで、なんで、なんで、なんでぇ~!?」
「あははっ!ナナ、なんでって言い過ぎ~。え~、嬉しいよぉ。ナナの彼氏が翼だなんて、るーたん一言も言わなかったよ?」
「私も聞いてないよ~。っていうか、るーたんって呼んでるんだ?かわいいっ!」
そしたら未来はへへって笑う。
「だってぇ。みんな類、類って呼ぶんだもん。なんだか私だけの類じゃなくなっちゃったみたいで。
イヤだから、新しい名前つけたんだぁ~」
「えー!すごいわかる!!私もね、中3になってやっと翼って呼べるようになったのに、周りがみんな翼って言うから……ヤだったんだぁ」
「じゃあ、名前つけてあげたら?……つーたんとか!」
つーたん!?
ププッ。
……そんな呼び方したら、翼……怒りそう。
あはは、やっぱり怒りっぽいのかな?


