『ところでさ~、ナナちゃんの彼氏ってどんなヤツ?』
え。なんでここでいきなり翼の話ですか?
違う学校に彼氏いるとは言ったけど……。
未来を見たけど、未来は話を聞かないようにしてるのか、少し離れた所にある雑貨屋さんのワゴンを眺めてる。
「どんなって……優しいですよ、すごく」
ノロケかな。
『へ~、優しいんだ? すげー怒りっぽくね?』
えっ?
怒りっぽいかな…。基本的に笑顔のこと多いし、そんなことはないかも。
こないだみたいに、私がウジウジしてるときは、怒るけどね。
「そんなことないですよ?優しいし、明るいし、一緒にいて楽しいかな」
『へ~!そーなんだ。アイツ、彼女には甘いんだな。見てみてぇ……』
電話の向こうで、ククッと笑ってるけど……。
このひと、翼のこと知ってる!?
え。なんでここでいきなり翼の話ですか?
違う学校に彼氏いるとは言ったけど……。
未来を見たけど、未来は話を聞かないようにしてるのか、少し離れた所にある雑貨屋さんのワゴンを眺めてる。
「どんなって……優しいですよ、すごく」
ノロケかな。
『へ~、優しいんだ? すげー怒りっぽくね?』
えっ?
怒りっぽいかな…。基本的に笑顔のこと多いし、そんなことはないかも。
こないだみたいに、私がウジウジしてるときは、怒るけどね。
「そんなことないですよ?優しいし、明るいし、一緒にいて楽しいかな」
『へ~!そーなんだ。アイツ、彼女には甘いんだな。見てみてぇ……』
電話の向こうで、ククッと笑ってるけど……。
このひと、翼のこと知ってる!?


