安土さんのウチでお菓子を食べながら祐くんのDVDを見て、アイドル談義で盛り上がった。
まぁ、私は聞いてることが多かったんだけど。
未来は類くんが好きで、類くんの情報にやたらと詳しかった。
類くんの話になると、すっごく嬉しそうなんだよね。
私も、翼の話題になったらそうなのかもしれないけど……。
安土さんは私が知らない情報まで仕入れてくれるから、へ~って驚くことがよくある。
翼は、今日あったこととか逐一報告してくるわけじゃないしね。
「じゃ、また明日~。バイバイ!」
安土さんのウチを出て、未来と一緒に帰る。
駅までの道を、ふたりで歩いていた。
「……あっ、電話だ。ナナ、ちょっと出ていいかな」
「うん、いいよ」
未来はケータイを耳にあてると、すっごく嬉しそうな表情になった。
「電話、今いいの? うん……うんっ。今日ね、友達のウチ……安土さんって前に話したよね。その子のウチに行ってて」
まぁ、私は聞いてることが多かったんだけど。
未来は類くんが好きで、類くんの情報にやたらと詳しかった。
類くんの話になると、すっごく嬉しそうなんだよね。
私も、翼の話題になったらそうなのかもしれないけど……。
安土さんは私が知らない情報まで仕入れてくれるから、へ~って驚くことがよくある。
翼は、今日あったこととか逐一報告してくるわけじゃないしね。
「じゃ、また明日~。バイバイ!」
安土さんのウチを出て、未来と一緒に帰る。
駅までの道を、ふたりで歩いていた。
「……あっ、電話だ。ナナ、ちょっと出ていいかな」
「うん、いいよ」
未来はケータイを耳にあてると、すっごく嬉しそうな表情になった。
「電話、今いいの? うん……うんっ。今日ね、友達のウチ……安土さんって前に話したよね。その子のウチに行ってて」


