「……怒んナイから。ホントのコト言ったら、許してやる」
「うっ……ホントに知らないの」
そう言ってるくせに、目が怒ってますっ!
増田くんは私の前から離れてくれなくって、
肩を軽く壁に押さえつけられてて、逃げるコトもできない。
「でもなぁ、あんときお前が着替え一番最後だったろ?
オレ、見たし?」
「見たっ? え、なにを」
「オレのクラスで最後までモタモタ着替えてたじゃん。まさかな~と思ったけど、戻ってきて正解だった。
つーかあんとき、現行犯で押さえときゃよかったな」
ちょっ……ちょっと、待って!
「見た……って」
「あ、いや。着替える所は……ま、チラッと見えただけで」
「さっ、最低!!」
思わず振り上げた私の手は、あっさりと増田くんの手に掴まれてしまう。
「うっ……ホントに知らないの」
そう言ってるくせに、目が怒ってますっ!
増田くんは私の前から離れてくれなくって、
肩を軽く壁に押さえつけられてて、逃げるコトもできない。
「でもなぁ、あんときお前が着替え一番最後だったろ?
オレ、見たし?」
「見たっ? え、なにを」
「オレのクラスで最後までモタモタ着替えてたじゃん。まさかな~と思ったけど、戻ってきて正解だった。
つーかあんとき、現行犯で押さえときゃよかったな」
ちょっ……ちょっと、待って!
「見た……って」
「あ、いや。着替える所は……ま、チラッと見えただけで」
「さっ、最低!!」
思わず振り上げた私の手は、あっさりと増田くんの手に掴まれてしまう。


