いや、逆か。
こんな姉のどこがよくて付き合ってんのか……。
晴弥さん、モテんのにな。
もったいねー。
部屋に晴弥さんを入れると、晴弥さんは迷わずソッコー鍵をかけた。
「ひどーい、鍵閉めたっ!!」
外側からガチャガチャやってるし。
しばらくしたら諦めたのか、静かになった。
「翼、元気にしてたか?」
「元気ですよー。それにしても、平日にうち来るって……珍しいっすね」
「ま、仕事の一環だからな」
……やっぱり。そんなことと思ったぜ。
「仕事って……」
「翼、来年から高校生だよな。そろそろ腹くくるか」
「はっ、なんのだよ……」
思わずタメ口。
こんな姉のどこがよくて付き合ってんのか……。
晴弥さん、モテんのにな。
もったいねー。
部屋に晴弥さんを入れると、晴弥さんは迷わずソッコー鍵をかけた。
「ひどーい、鍵閉めたっ!!」
外側からガチャガチャやってるし。
しばらくしたら諦めたのか、静かになった。
「翼、元気にしてたか?」
「元気ですよー。それにしても、平日にうち来るって……珍しいっすね」
「ま、仕事の一環だからな」
……やっぱり。そんなことと思ったぜ。
「仕事って……」
「翼、来年から高校生だよな。そろそろ腹くくるか」
「はっ、なんのだよ……」
思わずタメ口。


