「翼、ナナちゃんてかわいいわね~。どっちから付き合おうって言ったの?」
車に乗り込むと、おかんが探りを入れてくる。
「オレから」
「そう。……で、日曜のデートも翼から誘ったわけね」
げ。
「デート?は、なんのことかわかんねぇ」
やばい。
「日曜は家庭教師の日よね?猿渡さんに電話しておくから」
う……。
猿渡さんは、オレのカテキョ。
くそ。
先に連絡して、ごまかしてもらうつもりだったのにな……。
「日曜は、夕方に変更してもらうから。翼、18時までには帰って来なさいね」
「……へ、マジで?」
車に乗り込むと、おかんが探りを入れてくる。
「オレから」
「そう。……で、日曜のデートも翼から誘ったわけね」
げ。
「デート?は、なんのことかわかんねぇ」
やばい。
「日曜は家庭教師の日よね?猿渡さんに電話しておくから」
う……。
猿渡さんは、オレのカテキョ。
くそ。
先に連絡して、ごまかしてもらうつもりだったのにな……。
「日曜は、夕方に変更してもらうから。翼、18時までには帰って来なさいね」
「……へ、マジで?」


