【完】アイドル彼氏★好きになっちゃった

もっと参加してけばいーのにな。


オレのクラスと一緒にやるっつー提案でもしとくか。


よし、それでいこ。


机に向かって文章を書いてると……。


コンコン!


「翼~、ちょっと今いいかな」


うわっ、小春だ。


部屋をノックされ、返事の前に扉が開く。


「なっ……なんだよ」


慌てて手紙を、ダミーの教科書の下に隠した。


「あーっ、勉強中だった?ゴメンね。

あのね、チューの相手して~」


……は?


絶対、頭おかしいよな。


「チューって……欲求不満?」