「なに?」
増田くんは廊下まで出てきて、その子としゃべってる。
私は……
慌てて自分の教室へ逃げ隠れる。
「一緒に帰らない?」
「いーけど。ちょっと待っててな」
うわぁ……、そーなんだ。
紗理奈ちゃんといい雰囲気だったのに、
今度はその子と、帰るんだ。
しかも、簡単にオッケー!?
盗み聞きしながら、勝手にドキドキ。
どうしよ。
一瞬でいいよね。
「ストラップありがとう!」
って、言えば……
それで終わり。
増田くんが教室から出てくる気配がして、
ゴクリと唾を飲む。
増田くん、
ストラップ、ありがとう!
間違えないようにって、
何度も、何度も頭の中で繰り返す。
増田くんは廊下まで出てきて、その子としゃべってる。
私は……
慌てて自分の教室へ逃げ隠れる。
「一緒に帰らない?」
「いーけど。ちょっと待っててな」
うわぁ……、そーなんだ。
紗理奈ちゃんといい雰囲気だったのに、
今度はその子と、帰るんだ。
しかも、簡単にオッケー!?
盗み聞きしながら、勝手にドキドキ。
どうしよ。
一瞬でいいよね。
「ストラップありがとう!」
って、言えば……
それで終わり。
増田くんが教室から出てくる気配がして、
ゴクリと唾を飲む。
増田くん、
ストラップ、ありがとう!
間違えないようにって、
何度も、何度も頭の中で繰り返す。


