夜20時過ぎに雪乃は悠斗に送られ帰って来た。 悠斗ん家で夕御飯を御馳走になったらしく、悠斗に何度もお礼を述べていた。 「おかえり」 「ただいまです…」 ニッコリ微笑む俺に気まずそうに視線を向けて来る雪乃。 「…どうかした?」 「い、いえ!遅くなってごめんなさい」 首を傾げると、慌てて両手を振って謝る。