あたしの名前は佐伯珠恵。
通称、たま。
あたしの事を「たま」と呼ぶ人は、この呼び名がピッタリだと言う。
猫みたいな呼び名に、自由気まぐれな本人。
猫の真似をしてる訳じゃないけど、皆はあたしを猫みたいだと言う。
「たじろー?」
ゆっくりと離れて行くたじろーを見つめながら、
「たじろーって、あたしの事が好きなの?」
気持ちをぶつけてみた。
一瞬、眉がピクリと跳ねたが、
「・・・。」
「ねー?」
「・・・。」
「ねーってば。」
「・・・。」
いつまでも返って来ない返事に、
「あたしは好きだよ。」
「ちゅっ。」って、触れるか触れないかのキスをした。
たじろーはニヤッと笑い、
「上等じゃねぇか。」
再びあたしの唇を塞いだ。
通称、たま。
あたしの事を「たま」と呼ぶ人は、この呼び名がピッタリだと言う。
猫みたいな呼び名に、自由気まぐれな本人。
猫の真似をしてる訳じゃないけど、皆はあたしを猫みたいだと言う。
「たじろー?」
ゆっくりと離れて行くたじろーを見つめながら、
「たじろーって、あたしの事が好きなの?」
気持ちをぶつけてみた。
一瞬、眉がピクリと跳ねたが、
「・・・。」
「ねー?」
「・・・。」
「ねーってば。」
「・・・。」
いつまでも返って来ない返事に、
「あたしは好きだよ。」
「ちゅっ。」って、触れるか触れないかのキスをした。
たじろーはニヤッと笑い、
「上等じゃねぇか。」
再びあたしの唇を塞いだ。


