「そ、卒業、おめでとうございます」 「ありがと」 先輩はこれもまた珍しくハニかむと、あたしの頭を優しくなでた。 「寂しい?」 「…いや、今はもう、寂しくないですよ。先輩こそ、」 「俺も寂しくなんかないよー」 くそ、あっさりいいおって。 先輩は無事、大学に受かって、4月からは大学生。 そしてあたしは3年生になり。