優しく触れ合った後、雄太郎の唇が離れる。
「なんか、しょっぺえ」
「うん…私も……」
「泣いてるからだろ?」
「雄太郎だって、そうじゃん…っん……」
雄太郎はもう一度私の唇を塞いだ。
雄太郎は私の体を引き寄せて、深く、深くキスをした。
息が出来なくて、苦しくて。
「雄太郎っ……」
「美月……」
止まらなかった。
三年分の思いが、お互い溢れ出して止まらなかった。
雄太郎…私この日のことを忘れない。
私、きっと、ずっと雄太郎に恋し続けるよ。
4年後、二人の道が重なることを信じて。
きっと、ずっと恋をする
END