「約束破ってごめんなさい。
来るなって言われたのに、来てごめんなさい。
ストーカーで……ごめんなさい…!」
ナツメくんは何も言わなかった。何も言わずに、急に謝りだしてマシンガンのようにしゃべる私を静かに見てた。
「でもやっぱり…会いたくて。
私、先輩にバッサリ振られてるし、見込みないことわかってます。
だから再アタックする気もありませんし、ましてや卒業式にあやかって告るつもりも更々ありません。
まさか振られた人をまた好きになるとか、自分でもビックリですけど、でも結局……先輩が好きで、、、。
先輩に会えるのも今日がもう最後だし、話せなくてもいいから一目見たくて…。
…ごめんなさい。
それから卒業、おめでとうございます。
何か…結局こうやって話せて嬉しかったです」

