結局、きっと…好き。


そして迎えた卒業式…−−。


結局…来てしまった。


来るなって言われたけど。来ないわけないっつーの。


ホントのホントで…今日が最後なんだから。


この学校にいるナツメくんも、制服着てるナツメくんも。



要はするに、来てることがバレなきゃいいのよ。

例えバレたとしても泣かなきゃいいのよ。


影からひっそりナツメくんを目に焼つけて、静かに見送れたら本望よ。


………そう思ってこの花壇の影に身を潜めてる私ってストーカー以外の何者でもないよね。


トホホ…。


情けなさと若干の怪しさを自分でも感じつつ、花壇の影に潜んでいると。


体育館から出てきた卒業生たちに広場で待ってる子達が声をあげたようだった。


その声に反応して、だけどバレないように顔だけだして素早くナツメくんの姿を探す。