「めんどくせぇことは勘弁してくれ。
大体、お前が卒業すんじゃねぇしな?泣く意味がわかんねぇ。
お前のは2年後だ。まぁ……ダブんなかったらの話だけど。
泣くならそん時に盛大泣け。
わかったな?
俺らの卒業式には来るな!」
そう念をおすと、私の返事なんて聞く気もなく。
すっかりぬるくなった甘ったるいコーヒーを一気に飲み干し、眉間に深い深〜い皺を作りながら「ごっそさん」と言って。
いつものように片手を上げさっさと去って行ってしまった。
「そ、そんな〜…!」
情けなく吐き出された私の呟きは、当然ながら誰の耳にも入ることはなく…。
ただひっそりと空気に溶けて消えた…−−−−−−−−…。

