結局、きっと…好き。


その他にも何やかんや、ナツメくんを知りたくていっぱい質問したけどナツメくんはひとつだって真ともに答えてはくれなかった。


はぐらかしたり、茶化したり。

そうやってちゃんと答えてくれないから段々ムカついてきて、むくれているとナツメくんが喉の奥でクツクツと笑った。


「…何、笑ってんですかっ!」


「…いや?
飽きない奴だなぁ〜と思って」


……キュン。

ナツメくんの笑顔にも、“飽きない奴”って言われたことにも。

心臓がキュンッて跳ねた。


「お前のおかげで、高校3年間の中で最後の1年が一番……」


そこで言うのを止め、目をさ迷わしながら言葉を探しているような素振りをするナツメくん。


「一番……?」


一番……何だろう?
私のおかげで一番楽しかったとか?