結局、きっと…好き。


「…え?コーヒーですよ?

あ、このコーヒーね?
『牧場屋さんのコーヒー牛乳』って言って、元々ミルクが多いんですけど、自販機の調整ボタンでさらにミルクと砂糖をMAXにしたら尚更おいしいんですよ?

温まるでしょ〜?
私のお気に入りなんです」


フフフ…と得意気に話すとなぜかナツメくんは脱力していた。


「…いいか?
これは最早コーヒーじゃねぇ。ただの砂糖ミルクだ。

どんだけ甘いの飲んでんだよ…。こんな甘いもんばっか飲んでっからお前は頭が弱いんだっ!」


意味わかんないしっ!
甘いもの好きと頭悪いのは関係ないしっ!!


………とは思っても。
こうやってナツメくんと話せる今が幸せだからそんなナツメくんの講義は右から左。


「まぁまぁ、飲んで飲んで。おいしいですって!」