結局、きっと…好き。


「はいっっ!!」


元気よく返事するとこの人にムカついていたこともナツメくんに恐れをなしてたこともすっかり忘れてナツメくんの居るテントまでホイホイと付いていった。


テントの少し離れた所にあるベンチに腰かけ、ナツメくんのタコ焼きを焼く勇姿をこの目に焼き付けようと瞬きをすることなく見つめた。


だって…。
来年の今日はもうここにナツメくんの姿はないから。今年しか、今しか見れないから。


そう思ったらますます見つめる目に力が入り、穴があくどころか、レーザービームでも出す勢いでジー…っと見つめた。


ほどなくして交代になったナツメくんは鉄板から離れ、まだ熱くて湯気が立つタコ焼きを持ってこっちにきてくれた。


でもそれはもちろん、私のためにじゃなくてタコ焼きを注文した私の隣に座るお友達さんのために…、、、。