結局、きっと…好き。


わからないままの方が良かったよ…。


そしたら私はあのままナツメくんの事を『酷い振り方をした最低野郎』って思えてたのに…。


今更あの日の改善点がわかったところでどうにもならないんだから…。


「…先輩のバーカ…」


ベットに寝っ転がったままポツリと呟いたその言葉は私の胸をギュッて締め付けた。


「…はぁ。勉強しよ〜…」


落ち込み気味な気分を変えようと、明日のテストために机に向かったけど…。


毎日毎日やらされたナツメくん直筆の問題たちを眺めてるとまた胸がキュン…って鳴った。


だって…私の答案に赤ペンでナツメくんがチェックしてくれてあるんだけど、それがメチャクチャ丁寧だったから。


ただマルやバツが書いてあるだけじゃない。


『要注意!』とか『ひっかけ問題!』とか。