「あたし、今日微熱あるの!」

「微熱?」

「陸久のせい!」


は!?

俺のせいじゃねぇだろ…。


「俺、うつっても知らねぇって言ったじゃん」

「そ、そうだけど…」


千春はそう言うと、俯いてしまった。